株式会社栃木サッカークラブ 第19期決算概要について
この度、4月23日(水)に株式会社栃木サッカークラブの第19回定時株主総会を開き、決算概要について報告され、承認されましたのでお知らせいたします。
1.第19期決算(令和6年2月1日から令和7年1月31日まで)

<事業・経営に関するご報告>
2024年度は、国内外でクラブ間の競争が一層激化するなか、「地域とともに歩むクラブ」として、成長と発展を目指し、地域社会や株主、パートナー様、そしてファン・サポーターの皆様と共に新たな挑戦を続けてまいりました。
ホームゲームでは10月27日(日)に開催された清水エスパルス戦において、過去最多となる16,476名のご来場を記録し、シーズン平均入場者数も6,238名(前年比106.9%)と、クラブ史上最高を達成いたしました。
経営面では、広告料収入は650百万円(前年対比116.2%)、グッズ収入は135百万円(前年比112.8%)と過去最高を記録、またチケット収入は163百万円(前年比105.7%)と堅調に推移し、全体として増収を実現することができ、当期の合計収入は1,198百万円(前年比110.2%)と過去最高を達成いたしました。一方、支出面では、トップチームへの投資を進めたこと、そして昨今の価格上昇による物品費および遠征費増の影響で、事業費が949百万円(前年比109.2%)と増加いたしました。しかしながら販売管理費を245百万円(前年比93.7%)に抑えたことにより、当期純利益は3百万円と黒字を計上することができました。
しかしながら、競技面につきましては、トップチームはJ3降格という厳しい結果となりましたこと、クラブとして深く受け止めております。この経験を真摯に受け止め、2025年度は収入・支出・運営体制全般の見直しを進めるとともに、「1年でのJ2復帰」を最大の目標に掲げ、クラブ一丸となって競争力強化と持続可能な成長の基盤を築いてまいります。