ネイツ ペチュニク選手 退団及び帰国のお知らせ
この度、ネイツ ペチュニク選手が家庭の事情によりクラブを退団し、スロベニアへ帰国する事となりましたのでお知らせ致します。
なお、ペチュニク選手は既にチームを離れ、8月11日に帰国しております。
■ネイツ ペチュニク(Nejc Pečnik)選手
【ポジション】FW
【生年月日】1986年1月3日(32歳)
【出生地】スロベニア
【身長/体重】189cm/83kg
【経歴】
ツェリェ(スロベニア) → スパルタ プラハ(チェコ) → ツェリェ→ ナシオナル(ポルトガル) → クリリア ソヴェトフ(ロシア) → ナシオナル → シェフィールド ウェンズデイ(イングランド) → FKレッドスター ベオグラード(セルビア) → ジェフユナイテッド市原・千葉→ 大宮アルディージャ → 栃木SC
【代表歴】
2005年~2008年 U-21スロベニア代表
2009年~2015年 スロベニア代表
※2010年 FIFAワールドカップ 南アフリカ大会出場
【出場記録】(2018年8月12日現在)
【ネイツ ペチュニク選手コメント】
「この度、家庭の事情によりスロベニアへ帰国する事となりました。
サポーターの皆さんに直接お会いして挨拶する事が出来なくて申し訳ありません。
昨年末、皆さんと共にJ2昇格を成し遂げた事は、素晴らしい思い出になりました。
私はチームを離れますが、栃木SCの更なる成功と幸運を祈り続けます。
本当にありがとうございました。」
【代表取締役社長 橋本 大輔コメント】
「日頃から栃木サッカークラブを応援していただきありがとうございます。
この度ネイツ・ペチュニク選手退団のリリースを知り多くの方が驚かれたことと思います。
私もこの話しを聞いたときは皆さんと同じでした。
2017シーズン、昇格を目指しリーグ戦を戦っている中でネイツ・ペチュニク選手に声をかけさせて頂きました。
正直、我々は彼のキャリアを考えると栃木への移籍は難しいと思っていましたが、我々の話を真摯に受け止め、そして理解し、クラブの力になってくれることを決断してくれました。
その結果、クラブは終盤にかけて優勝争い、そして昇格を決めることができました。
この昇格に関して言えば監督をはじめとする選手、サポーターの皆さんをはじめ、地域の方達、そしてクラブに関わる多くの方達と共に勝ち取った結果だと思っておりますが、ネイツ・ペチュニク選手の貢献は大変大きなものだったと思っています。
シーズン終盤で私がクラブハウスに訪れた時に、ロッカールームで彼から「こんなところに来て心配しなくても大丈夫、必ずチームを昇格させるから信じてくれ」と話してくれたことは私個人の人生において大変思い出深いひと言でした。
今回退団ということになりますが、彼の考えを尊重しクラブとしてしっかり送り出したいと結論を出しました。
彼が日本に来てから、千葉、大宮、栃木とたくさんの方が彼のファンとなって日本でのプレーを応援してくれたことと思います。
日本で最後の所属クラブの代表として、彼を支えてくれた多くの方達に御礼申し上げたいと思います。
本当にありがとうございます。
彼がまた一歩新たな人生を歩んだと同時に、我々もkeep moving forwardの哲学を持って前に進みたいと思っています。 これからのネイツ・ペチュニク選手、そして彼のご家族の幸せを多くの方達と願うことができれば幸いです。」